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NY市場概況 2019.11.08(記事)

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2019/11/09 (Sat) 12:21:07

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出所: MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


■来週の主な予定 独GDPに米物価統計 豪雇用統計にNZ金利 パウエル議会証言

10日(日)
スペイン総選挙
ルーマニア大統領選挙

11日(月)
英GDP速報値(第3四半期)
ボストン連銀総裁、講演
中国アリババ「独身の日」セール
米債券市場、ベテランズデー祝日で休場

12日(火)
独ZEW景況感指数(11月)
ミネアポリス連銀総裁、講演
フィラデルフィア連銀総裁、講演

13日(水)
NZ中銀政策金利
英消費者物価指数(10月)
米財政収支(10月)
米消費者物価指数(10月)
ロシア中銀政策金利
ミネアポリス連銀総裁、質疑応答
パウエルFRB議長、上下両院合同経済委員会で証言
トランプ米大統領、エルドアン・トルコ大統領 会談
米下院情報特別委員会、ウクライナ疑惑を巡る公聴会開始

14日(木)
日本GDP速報値(第3四半期)
フィリピン中銀政策金利
豪雇用統計(10月)
中国小売売上高(10月)
中国鉱工業生産(10月)
ドイツGDP速報値(第3四半期)
米生産者物価指数(10月)
NY連銀総裁、講演
シカゴ連銀総裁、講演
セントルイス連銀総裁、講演
クラリダFRB副議長、講演
サンフランシスコ連銀総裁、挨拶
OPEC月報

15日(金)
米小売売上高 (10月)
米鉱工業生産 (10月)
米輸入物価指数 (10月)
NY連銀製造業景況指数(11月)
EU財務相理事会


■来週の米主要企業決算 ウォルマートにエヌビディア


()は予想1株利益、単位:ドル

12日(火)
タイソン・フーズ(1.251)
DRホートン(1.250)

13日(水) 
シスコシステムズ (0.807)

14日(木)
ウォルマート(1.088)
エヌビディア(1.577)
アプライド・マテリアルズ(0.758)
バイアコム(0.762)


■為替 トランプ発言きっかけにドル円は戻り売りも200日線は堅持 少し様子見の雰囲気も

 きょうのNY為替市場でドル円は戻り売りに押される展開となった。一時109.10円付近まで値を落としている。序盤は米国債利回りの上昇に追随して、きのうに引き続き109.50円を試す動きも見られたが、トランプ大統領の「米国は中国と関税撤廃で合意していない」との発言をきっかけに戻り売りが優勢となった。また、大統領は米国内での調印にこだわっているようだ。

 きのう中国商務省の報道官が「関税を段階的に撤廃することで両国は合意した」と発表したが、ホワイトハウスの対中関税撤廃計画が米政権内で強い反対に直面しているとの報道も流れていた。市場では、期待感は依然として高いものの、少し様子を見たい雰囲気も出ている模様。

 本日の200日線は109.05円付近に来ており意識されたが、200日線の水準は堅持した。

 ユーロドルは売りが続いた。10月初めから11月初めにかけての上昇波のフィボナッチ50%戻しが1.1030ドル付近にあるが、きょうはその水準を下抜ける展開が見られている。ここ数日のオプション市場では、ユーロドルのプットオプション(売る権利の売買)の需要が高まっており、市場では更なる下落を見込む向きが増えているようだ。
 
 今週のユーロドルは下げが続き、チャートはダブルトップを形成している。下値警戒感が強まりそうな気配も出ており、10月からのリバウンド相場終了に向けた転換点との見方も台頭しつつある模様。

 ポンドも売りが強まり、ポンドドルは一時1.2770ドル付近まで下落した。きのうは英中銀が金融政策委員会(MPC)でハト派色を強調したことから、ポンドは売りが強まっていたが、きょうもその流れは続いている。ポンドドルは21日線を下放れる展開を見せ、チャートもダブルトップを形成。10月からのリバウンド相場は正念場を向かえているようだ。


■債券 トランプ発言も10年債利回りはプラスで終える

米国債利回り(NY時間16:32)
2年債   1.676(+0.009)
10年債  1.938(+0.021)
30年債  2.421(+0.023)
期待インフレ率  1.727(+0.020) ※期待インフレ率は10年債で算出

各国10年債
ドイツ  -0.263(-0.030)
英 国  0.789(-0.004)
カナダ  1.582(-0.034)
豪 州  1.291(+0.080)
日 本  -0.050(+0.014)

 きょうのNY債券市場で10年債利回りは上昇。トランプ大統領の発言で利益確定が強まり、利回りは一時下げに転じたものの、後半にはプラス圏に戻している。大統領は「米国は中国と関税撤廃で合意していない」と述べたほか、米国内での調印にもこだわっているようだ。

 10年債利回りは一時1.9%を下回っていたが、1.93%に戻している。政策金利に敏感な2年債は1.63%台まで低下後に1.67%まで戻している。

 2-10年債の利回り格差は+26(前営業日+25)とスティープ化が続いている


■恐怖指数 警戒感は低下

VIXスポット(NY時間:16:14)
スポット  12.07(-0.66 -5.18%)


■原油 小幅続伸、下振れ後に戻す

NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=57.24(+0.09 +0.16%)

 ニューヨーク原油は小幅続伸。この日発表された10月の中国の原油輸入は過去最高となっていたが、週末を控えてこのところの上昇に対する利食いが出やすいなか、トランプ米大統領が対中関税撤回に合意していないと発言し、米中貿易交渉に対するこれまでの楽観的な見方が後退したことで、ダウ平均株価が軟化して、原油も一時大きく下振れした。しかし、米国の時間帯後半に発表された稼働中の原油リグ(掘削装置)がさらに減少していた(-5基)ことを好感して、安値から大きく切り返して結局小幅ながらプラス引けする限月が多くなった。


■金 続落、ドル高から売り優勢も下げ幅を縮小

NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1462.90(-3.50 -0.24%)

 金12月限は小幅続落。時間外取引では、前日7日の大幅安でテクニカル要因の悪化、ドル堅調から売り優勢となり、1,460ドル割れまで売り込まれた。日中取引では、ドル高地合いは引き継がれたが、トランプ米大統領が「米国は中国と関税撤廃で合意していない」と発言したことから、下げ幅を縮小の動きとなった。しかし1,470ドルが抵抗線となり、戻りは抑えられた。


■株 ダウ平均は小幅高 トランプ発言きっけきに売り強まるも下値底堅い ディズニーが上昇

NY株式8日(NY時間16:21)
ダウ平均   27681.24(+6.44 +0.02%)
S&P500    3093.08(+7.90 +0.26%)
ナスダック  8475.31(+40.80 +0.48%)
CME日経平均先物(ドル建て) 23485(大証終比:+105 +0.45%)

欧州株式8日終値
英FT100  7359.38(-47.03 -0.63%)
独DAX  13228.56(-60.90 -0.46%)
仏CAC40  5889.70(-1.29 -0.02%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高。市場では米中貿易協議への期待感が高まっており、ダウ平均は最高値更新が続いていたが、さすがにきょうは上げ一服となった模様。トランプ大統領の発言が戻り売りのきっかけとなったようだ。

 大統領は「米国は中国と関税撤廃で合意していない」と発言。また、米国内での調印にもこだわっているようだ。きのう中国商務省の報道官が「合意を巡る進展の中で、関税を段階的に撤廃することで両国は合意した」と発表したが、一方で関税撤廃計画がホワイトハウス内で強い反対に直面しているとの報道も流れていた。市場では期待感こそ依然として高いものの、少し様子を見たい雰囲気も出て来ているようだ。

 企業決算は8割方発表を終え、S&P500採用銘柄のうち430が終えている。概ね75%が予想を上回る決算を発表している。ディズニーが前日の引け後に決算を発表しており、ポジティブな反応が見られた。

 ダウ採用銘柄ではディズニーのほか、ウォルグリーン、メルク、ジョンソン&ジョンソン、マイクロソフトが上昇。一方、ベライゾン、エクソンモービル、シェブロンが下落しているほか、3M、ボーイングが軟調。

 ディズニーは7-9月期決算を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。「ライオンキング」などの映画作品やテーマパークが好調だった。また、新動画配信サービス「ディズニー+」について、アマゾンやサムスン、LGの端末でも提供することで合意したと発表した。

 ナスダックはプラス圏での推移。きのう決算を受けて急落していたロクが反発しているほか、フェイスブック、ネットフリックス、クアルコムが上昇。一方、アマゾンが軟調。

 クラウドストレージ大手のドロップボックスが下落。7-9月期決算は好調だったものの売りが強まっている。成長は10%台後半に留まっていることや、粗利益と営業利益は僅かに改善したものの、設備投資の増加によってフリーキャッシュフローが昨年水準を下回り続けていることなどが嫌気されている可能性もありそうだ。ただ、アナリストの評価は概ね高い。

 アパレルのギャップが下落。ペックCEOの退任が発表された。8-10月期の暫定決算も公表しており、既存店売上高が4%減少した。

 資源探査のオキシデンタル・ペトロリアムに買いが膨らんでいる。物言う株主として知られる著名投資家のアイカーン氏が、来年の株主総会に向けてプロキシー・ファイト(委任状争奪戦)を計画しているとの報道が伝わった。

ドロップボックス 19.80(-1.17 -5.56%)
ギャップ 16.68(-1.38 -7.64%)
オキシデンタル 40.10(+1.07 +2.74%)

アルファベット(C) 1311.37(+2.51 +0.19%)
フェイスブック 190.84(+0.42 +0.22%)
ネットフリックス 291.57(+2.00 +0.69%)
テスラ 337.14(+1.60 +0.48%)
アマゾン 1785.88(-2.32 -0.13%)
エヌビディア 207.78(-0.56 -0.27%)
ツイッター 29.21(+0.16 +0.55%)

ダウ採用銘柄
J&J 133.00(+1.57 +1.19%)
P&G 119.70(+0.08 +0.07%)
ダウ・インク 55.99(+0.19 +0.34%)
ボーイング 351.00(-6.31 -1.77%) 
キャタピラー  148.16(+1.15 +0.78%) 
ユナイテッド  148.88(+0.15 +0.10%) 
ビザ 178.97(+0.54 +0.30%) 
ナイキ 89.81(-0.59 -0.65%)
ウォルグリーン 59.20(+0.55 +0.94%) 
3M 173.15(-1.37 -0.79%) 
エクソンモビル  70.77(-1.37 -1.88%) 
シェブロン 120.93(-0.96 -0.79%) 
コカコーラ 52.21(-0.08 -0.15%) 
ディズニー 137.96(+5.00 +3.76%) 
マクドナルド 193.61(+0.53 +0.27%) 
ウォルマート 119.44(-0.79 -0.66%)
ホームデポ 232.84(-0.10 -0.04%)
JPモルガン 130.38(+0.38 +0.29%)
トラベラーズ  133.29(+0.28 +0.21%)
ゴールドマン  222.91(-0.38 -0.17%)
アメックス 121.47(+0.19 +0.16%) 
ユナイテッドヘルス 256.97(+0.51 +0.20%)
IBM 137.61(-0.08 -0.06%)
アップル  260.14(+0.71 +0.27%)
ベライゾン 59.35(-1.18 -1.95%)
マイクロソフト  145.96(+1.70 +1.18%)
インテル 58.27(+0.22 +0.38%)
ファイザー 37.05(+0.14 +0.38%)
メルク 83.59(+0.71 +0.86%)
シスコシステムズ 48.83(+0.41 +0.85%)

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